いま、外国人雇用のしくみが大きく変わろうとしています。
2023年4月、外国人に関するニュースが相次いで各紙一面トップで報じられました。
『技能実習制度、廃止へ』
『熟練外国人の長期就労、全分野で可能に』
さらには、
『2070年人口8700万人、1割が外国人』
というものもありました。
これらのニュースそれぞれが、これまでのしくみを大きく変える、かなりのインパクトをもったものです。
さらに、ひとつひとつを繋げていくと、あるひとつの方向性が浮かび上がってきます。
それは、深刻な人手不足の中で、いよいよ日本も「未熟練の労働者を受入れ、すべての外国人に永住者への道を拓く」ことになるということです。
受入れ企業にとっては、これまでのような期間限定の労働力とは異なり、中長期的な雇用を前提に人材の育成、活用が可能になります。
一方、技能実習制度では認められてこなかった「転籍」が条件付きで認められることから、受入れ企業は如何に定着してもらうかを本気で考えなければなりません。
地域に住む生活者としては、外国人と如何に共生していくかを考えなければなりません。
日本という国の将来をどうデザインしていくか、皆で考える時なのだと言えるでしょう。
セミナーでは、まず理解しておかなければならない外国人雇用の全体像やしくみを図解で分かりやすく説明しています。
など全国対応しています。
【ナント経済月報(南都経済研究所)における連載】
【出版】
「待ったなし!外国人雇用」~STORYで読む入管法改正~(三恵社、2019年)